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フィンランドの出産・子育て支援「ネウボラ」

こんにちは!だいぶ、秋めいて過ごしやすい季節になりましたね。
秋はイベントも沢山あり、有り難いことに私も忙しく活動をさせて頂いております。
それも、日頃よりご支援頂いております方々あっての事と日々感謝しております。
今朝も小田急相模原駅にて挨拶させていただきました。

さて、少し気になる言葉を耳に致しましたので、調べてみました。

「ネウボラ」

と言う言葉を聞かれたことはありますでしょうか??

恥ずかしながら、私は初めて耳にいたしました…

皆様も、フィンランドという国はご存知かと思いますが、そのフィンランドで実際に行われております、出産・子育て支援制度を称して「ネウボラ」と呼ばれているそうです。

詳しい内容はフィンランド大使館HPをご覧ください。
http://www.finland.or.jp/public/default.aspx?nodeid=49799&contentlan=23&culture=ja-JP

説明動画はコチラ

ヘルシンキ市作成のネウボラ紹介ビデオ(音声は日本語)

少しかみくだいてお話いたしますと、妊娠期から小学校へ上がるまでの子どもとその親を含む家族全体の健康と生活を守るため、かかりつけの保健師(助産師)が責任をもって切れ目のない支援につなげる制度。(余計、わかりづらいですかね・・・(;´・ω・)

フィンランドという国は、1917年にロシアから独立を果たしましたが、貧しい中から国の将来を担う貴重な人材を大切に育てるためにつくり上げた「国民的合意」の概念が、「ネウボラ」の根底にあるとのことです。

日本では、子育てはとかく各家庭の「自己責任」で片付けられてきました。

ですから、少子化が叫ばれ始めて20年以上経った今日でも、待機児童は解消されず、仕事と育児の両立は難しく、ひとり親家庭の貧困は先進国中最悪の状態でもあります。

こんなにも「子育て」にとって劣悪な環境が放置されてきたことに対し、私自身を含め、政治に関わる者は恥じ入るべきなのかも知れません…

これに対し、「世界一子育てしやすい国」フィンランドでは、出産をする母親が必要と感じている色々な支援を惜しむことなく社会全体で用意し、ほぼ無償で提供しているそうです。国を挙げての手厚い子育て支援の背景には、「良き納税者を育てる」という国の理念に基づいているようです。

ネウボラの制度目的である「早期発見・早期支援」の背景にある考え方は、子どもたちの成長過程における問題を早期に発見し、対処すれば、将来(特別な福祉や医療などを通じて)税金を使う側だけではなく、健全な納税者をより多く育てることができる。

つまり子育て支援は「国家の将来を担う子どもたちへの投資」ですよね。

最近ではよく耳にする言葉ですが、国を挙げての政策・市を挙げての施策をもっと実現していく必要があります。

子育て世代の1人として、切にそう思いました。

 

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