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動物たちも愛情が一番大事

愛犬について思うこと

先日は「子育て支援について」書かせて頂きましたが、本日は私のもう一つの家族について綴らせて頂きたいと思います。

昨年の6月の事ですが、12年間私達家族と共に過ごしてきた愛犬を突然亡くしました。

死因は肺水腫との事でした。私たちが気付いたころには手遅れだったのでしょう・・・

獣医さんに「自宅に連れて行ってあげなさい。」と言われ、妻と夜通し愛犬に寄り添った記憶があります。深夜を迎え、私は就寝しており、妻が愛犬の傍にいたそうです。苦しくて横になる事が出来なかった愛犬が、妻の横に来て眠る様に甘えてきたそうです。妻の言葉で私も気づき、2人の子供たちにも最後の姿を見せました。

このことについては、良かったのか私にも解りませんが、当たり前に毎日を過ごしていく子どもにとって、初めて「死」という現実を受けいれた瞬間だったのだろうと思います。

家族の輪を取持っていた愛犬が居なくなったことによって、会話も減り、特に私の母は誰よりも元気がなくなっておりました。

虐待で心を閉ざした子犬たち

そんな折、知人のボランティア団体さんよりトイプードルの里親を探していることを耳にしました。妻と母は私の反対を押し切り、引き取ってきたのです。

ただし、その子は、愛情を全く受けたことがなく、何年間もゲージ(ペット用の檻)の中で暮らしていたのでしょう。3歳とは思えなくらい、背中も丸まり栄養状態も悪く歯もボロボロ。虐待で心を閉ざした状態でした。

当然、私たちに近寄ることもない・・常に怯えている。一切心を開かない。そんな日々が続きました。

先のブログで書かせて頂きましたが、動物にも同様の事が言えるのではないでしょうか?

「私の持論ではありますが、子どもたちは両親に愛されることで、自立の基礎を培います。家が安心できる場所だからこそ、不安でしかたがない「外」の世界に足を出せるのではないでしょうか。
お父さんお母さんの愛のある言葉を聞くことで、子どもは言葉を学びます。」

 

今年の6月で1年を迎え、愛情を注ぐことで、どんどん変化していく様子をみてきました。今年の2月には新たな仲間が増え、お互いが日々、成長している気がします。

引き取った当時の2匹です。

これが愛情をしっかり与えてあげたら、これだけ表情が変わりました。

わかりにくいかもしれませんが、私たちへの態度は見違えるほど変わりました。

動物たちからは、本当に多くの「学び・気づき」を受けておりますが、この裏側には動物への「虐待」「飼育放棄」など多くの問題があると思います。

多くの団体はボランティア団体としてこのように虐待、飼育放棄された子たちを助ける活動をしております。

私たちが運営する「ひばり塾」もボランティア団体です。

中には非常に財政も厳しい中、信念だけでなんとか活動できている状態の団体も多くあります。

今後は、このような想いのある団体を支援していく取り組みが絶対不可欠だと私は強く思います。

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